プチプチの謎
プチプチ=気泡緩衝材
プチプチつぶし。
言わずと知れた・・・。アレです。笑
気泡状のビニールがビッシリと並んだ。
何かにとり憑かれたように指が止まらず。
隅々までのすべての気泡をつぶし終えるまで。
大事にとっておくわけではなく・・つぶしたくなる。
気泡緩衝材が山のようにいっぱい溢れている中に居ると、何故か心が落ち着く・・。とは思わないわけで。
つい・・つぶしたくなる。
つぶすことに罪を感じるわけでもなく。
つぶすことで誰かに怒られ、注意されるわけでもない。
かと言って、褒められもしない。笑
「つぶす」という行為をしたい衝動。
丸い気泡が一面に連なっている。
それが永遠に重なり合っている。
細胞と宇宙の羅列と同じく。
或いは、チベット仏教のマンダラ図のように。
それを「つぶしたくなる」ワケなのです。
つまり。
ゼロにしたい衝動。
ゼロへの欲望。
何もかもを無にしたい、無くしてしまいたい。
つぶしてしまいたい欲求ではなかろうか?と思うのです。
細胞も、宇宙も。
巻貝の貝殻も。ソフトクリームも。そして頭のてっぺんにあるツムジも。
回転しながら渦状に、中心から外へと広がり続けているのです。
過去には戻れず。常に未来へと広がり続けている。
その広がり続けている宇宙細胞は、ちょうどプチプチシートのようなものでもあるのです。
それをつぶしたくなるのです。
そんな衝動が人間にはあるのです。
止めることの出来ない、大いなる時間の流れ。
未来を造りだし、分裂し続ける細胞。
それらすべてに対し、抵抗をする快感が、プチプチには有るように思うのです。
或いは単純に、細胞をつぶす快感。
責任も問われない。
他者の細胞の息の根をつぶす快感です。
人間にも、動植物と同じ・・微生物と同じく、他者を負かしたい・・食ってしまいたい自然欲求があるのです。
他の生命を手中におきたい欲求です。
それがプチプチつぶしには、その疑似体験となる要素があると思います。
他の種の細胞をつぶす快感。「=戦争や虐め」
プチプチをつぶす快感は、自分が生きのびる快感、生きのびた快感につながっていると思えます。
そして先ほども言いましたが、せっぱ詰って・・どうしようもない時など、時間を止めたい、何もかもゼロにリセットしたい時など。細胞組織そっくりなプチプチをつぶす衝動は、快感になるのです。
そして人間関係でムシャクシャした時など相手を恨みつつ、雑巾を一気にしぼるようにして、プチプチシートの気泡を殺す!
コワッ!
でも・・そんな衝動が、人間という動物にも有るということは事実。
抑えられない気持ちや衝動。
それを一時的にでも気分を解消してくれる、疑似体験をさせてくれるのが、「プチプチ」こと『気泡緩衝材』なのでしょう。
サイキックの眼 ヤマモト・コージ
