LOVE AND GLORY

サイキックの眼

赤ちゃんの前世

      
       
赤ちゃんの前世
    
      
先日、出張先からの帰りの電車内での話し。
    
夜、神戸空港に降り立ち。
阪神電車三宮駅から直通の奈良行き快速急行に乗る。
途中の停車駅、難波駅から1歳に満たない赤ちゃんをベビーカーに乗せた若いお母さんが乗ってきた。
帰宅ラッシュの時間なので・・そこそこ満員ではあった。
   
僕は、まだ目もあかない赤ちゃんを見つづけていた。
ガン見しつづけて・・。
    
すると。
前世が良く視える魂の持ち主の赤ちゃんでした。
    
まずモチーフが順番に浮かび上ってくるのです。
   
犬。
黒っぽい大型犬。
手裏剣・・?。
お箸。
   
1996年。
死亡。
おじいさん。
83歳。
   
スウェーデンっ!!
   
「赤ちゃん?、あなたの産まれる前の人生は、スウェーデン人の男性・・おじいさんだったでしょう?!」
   
そう心の中で、僕は赤ちゃんの魂に問いかけた。
すると・・静かに寝ていた赤ちゃんが、眼がパチクリあいて、両手足をバタバタ動かし始めました。
首も動かし、興奮している様子が解ります。
前世のおじいさんの記憶が甦っているのでしょう。
   
お母さんは、優しくタオルを体に掛け直し・・満員電車のストレスが赤ちゃんにかからないように気を付けておられた。
   
「スウェーデン人のおじいさん。今あなたは日本人の男の赤ちゃんなのですよ」
   
そう魂に声かけた。
暫くはバタバタしていた赤ちゃんが・・静かになった。
冷静に考えている様子・・。
   
その、生まれかわっていることを冷静に受け止めているであろうスウェーデン人のおじいさんだった魂の記憶を、僕も深く感じた。
    
83歳のスウェーデン人男性。
妻も健在。
娘が1人。
黒い大型犬が居る。
   
持病も無く、大変元気な老人男性だったのが、ある時に突然息を引き取った。
   
性格がとてもユニーク。
ユニークで明るい性格の魂であることが、僕との魂の会話が成り立っている。
   
飼い犬とは兄弟のように付き合う。
野球観戦が好きで、よく興奮していた。
手裏剣と箸。
東洋・アジア、主に日本の生活に興味を持っていた。
   
妻と娘は、いつもこの男性のユニークな性格を笑っていた。
愛されていたのだ。
    
いまこの赤ちゃんの魂は、過去世の記憶が甦っている。
呆然としているのが・・僕にも伝わってくる。
    
「今は2013年で、日本人の男の赤ちゃんなのですよ」
   
そう声かけてみたが・・魂から伝わる返事は無い。
一気にタイムワープしたような感じだろう。
1996年に前世を去って、今世は2013年に産まれている。
(まだ小さい赤ちゃんで半年もたっていない様子)
現世では17年の月日が経っているが、あの世には時間の概念が無い。
なので、この赤ちゃんの魂にとっては、つい先程までは、元気でユニークな老人だったのです。
    
終着の近鉄奈良駅に近付いて来るにつれ、他の乗客減り。
この赤ちゃんとお母さんが途中駅で降りたなら、この話しはすまいと思っていた。
しかし・・周りも乗客はいなくなって、周りは僕と、この母子だけになった。
    
見ず知らずの人に、このような話しをしても良いものか?。
奈良駅に着くと同時に声をかけた。
    
怖がられてしまった・・。汗
   
怖い話しではありません。と、説明して・・自己紹介と、そして赤ちゃんの前世の話しを伝えた。
   
魂は前世から変わらないので、今世もユニークで楽しい性格なのと、日本文化に興味があること。そして大型犬を飼ってあげると本人が喜ぶことを付け加えてアドバイスとしました。
   
お母さんの警戒心が解けて・・にこやかに喜んでくださった。
    
   
この赤ちゃんの魂。
前世のスウェーデン人のおじいさんの魂はシッカリ成仏していることが解ります。
その時その時を楽しむユーモアのある性格。
色んなことに興味をもち、日本世俗がユニークにうつっていたようで・・その想いの通りに、日本人として転生を果たしたのです。
未来への夢を叶える信念を持っているのです。
とても賢くユニークな魂の持ち主です。
    
赤ちゃんは、この日の夜には、今経験した明確な前世の記憶は忘れてしまうでしょう。
 
見ず知らずの方に・・いきなりお声をかけたのは今回が初めてです。   
お母さんには、いきなり怖がらせてしまって、大変申し訳なく・・陳謝しました。
   
しかし、前向きで、好奇心旺盛なユーモアのある性格の赤ちゃんの魂とのひと時の出逢いが、この時間をもたらしました。
    
前世と同じく、赤ちゃんの今世も、ユニークで誰からも好かれる人生であろうと思います。
    
輪廻転生の、ひとつのケースとして綴ってみました。
      
      
サイキック  山本 浩二
      
   

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